カエル死の行進

この時期、そして雨の日になると
道路を横断するカエルが大量に出現する。

まあ周りが田んぼで囲まれている道がある
田舎であれば良くある光景なのかもしれないが
ひたすら凄惨な光景である。

道にはカエルの哀れな姿が転がっている。
アスファルトの踏破を目指した勇気あるカエルたちは
どんどん車に轢かれていく。

さすがにウシガエルみたいな大きさなら避けるかもしれないが、
アマガエルの少し大きいくらいのがぴょこぴょこ大量に飛んでいるので
避けようにも避けようがない。

それでも避けようとはするが
そこらに既に轢かれてしまったカエルも伏しているものだから
結局「南無三!」と心の中で唱えつつ進むしかない。

そこまで目が良くは無いので地面の細かいところまでは見えない。
きっと2.0とか視力があったら
その道を通りたく無くなるんじゃないかと思う。

ここで思うのはカエルは危険を冒してどこに行こうとしているのか
ということである。
いつもは田んぼで大合唱をしているはずだが、
雨をいいことにどこに行こうとしているのだろう。

そもそも周りが同類の死体だらけな事に
何かを感じたりしないのだろうか。
それとも屍を乗り越えていく気持ちで道路を渡っているのだろうか。

きっとカエルの世界にも色々あるんだろうなあ
とか適当な言葉で濁しておわり。