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人生で幸不幸はバランスが取れているのだろうか

 「良いことの後には悪いことがある」「悪いことの後には良いことがある」、そんなことを思ってしまうことがある。まるで幸不幸がバランスを取ってプラスマイナスゼロになるような言い方だが実際そうなのだろうか。

 

 少し良いことがあったからと言ってそれを打ち消す少し悪いことがすぐに起きるわけではない。すごく悪いことがあったからと言ってそれを帳消しにするくらい良いことがとっさに起こってくれるわけではない。そのことは今までの経験から言ってその通りだと思う。

 

 では長期的スパンで見るとどうだろうか?思い出すと良いことがあって、悪いことがあって、、、という気がするが、「良いこと」「悪いこと」の2つしか区分を設けていないからあたりまえだ。「止まない雨は無い」と言っているのと同じことで「良いことは永遠に続かない」し「悪いことはずっとは続かない」のだと思う。

 

 「幸不幸は人生でプラスマイナスゼロなんだろうか」という問いは結果的に良くわからない。ただ心理的に、幸せな状態が続いていると「こんな幸せで良いんだろうか」と思ってしまい、その幸せに対する不安を取り除くために無意識に不幸を望んでしまう部分はあるかもしれないと思った。逆に不幸なことが続くと「こんなに嫌なことがあったのだから少しくらい良いことがあっても良いだろう」と思ってしまうのはだれでもあるだろう。

 

 不幸な時にいつか来る幸せを希望にするのは良いかもしれないが、幸せな時にやがて来る不幸に頭を悩ませるのは無駄でもったいない。幸せを感じているときはありがたくそれを受け取っておこうと思う。