【シャボン玉】ホウ砂を使ったシャボン玉実験10

8/19(水)19:45~21:15頃。
前回(【シャボン玉】ホウ砂を使ったシャボン玉実験9 - なにかのさしすせそ)との変更点は【洗濯のりの比率を上げた液を作った】こと。

シャボン玉液の作成レポート

今回も液を2つ作った。そのうち一つは前回と同じ配分・作り方で作成した液。これをA液とする。以下は洗濯のりの比率を【3】にして作ったB液の作成手順である。

1.水の投入
水を400cc投入。


2.洗濯のり投入
洗濯のり300ccと水200ccをかき混ぜたのち投入。1.と合わせた液をさらに淀みが無くなるまでかき混ぜる。


3.台所用洗剤投入
台所用洗剤100ccと水200ccを混ぜた液体を投入。2.と同様に淀みが無くなるまでかき混ぜる。


4.ホウ砂水溶液投入
水150ccにホウ砂1gを結晶が無くなるまで溶かしたのち一気に投入しかき混ぜる。洗濯のりの比率が多くなったのでホウ砂2gでは固まりすぎると判断し、とりあえず半分の量にしてみた。するとホウ砂の量はA液の半分であるにも関わらずA液よりも粘りがでた(スライムぎりぎりくらい)。スライム化は洗濯のりの量が大きく影響するらしい。この感じだとホウ砂の量はさらに半分で、溶かす水の量を100ccかそれ以下にするとちょうどよいかもしれない。

かなりスライムに近かったので水を追加投入しようかと迷ったが、ダメな場合は現地で調整しようと思いそのままにしておいた。

完成した液

※【】内の数値は比率
○A液
・【9.5】水道水 950cc
・【2】 洗濯のり(PVA)200cc
・【1】 台所用洗剤(チャーミー泡のチカラ 50cc Magica 50cc) 100cc
・ホウ砂 2g

今回も成功。液の作り方のコツとしては計量カップで量を測るときぴったり合わせようとせず【水は目盛りの上を目標に】【洗濯のりや洗剤は目盛りの下を目標に】計量するとちょうどよい液になりやすい気がした。今回の洗濯のりの比率が多い液を作成して実感したことだが、上記に書いたとおり少し量が違うだけで大きく粘りが変わってくる。なのではじめから水多め、その他少なめを心がけて混ぜることで粘りすぎを防ぎ安くなると思う。


○B液
・【9.5】水道水 950cc
・【3】 洗濯のり(PVA)300cc
・【1】 台所用洗剤(チャーミー泡のチカラ 50cc Magica 50cc) 100cc
・ホウ砂 1g

シャボン玉をやってみたら粘りが強すぎたので水25cc(目測)を追加。まだ駄目なのでさらに25cc(目測)を追加。まだ粘りが強かったので水50ccを追加。A液くらいの粘りになる。そうした後に比べてみるとA液より性能は良いように感じた。やはり粘り気とは別に洗濯のりの比率はある程度多い方がいいのだろうか。もう数回このA液・B液の組み合わせで実験して確かめたい。

B液については液が少なくなるほどスライム化してくる現象が顕著に見られたような感じがしたので、少しずつ水を加えて調整しながら使用した。結果思ったよりシャボン玉液の持ちが良かったように思える。


【前】【シャボン玉】ホウ砂を使ったシャボン玉実験9 - なにかのさしすせそ
【次】【シャボン玉】ホウ砂を使ったシャボン玉実験11 - なにかのさしすせそ