今日は霧雨が降っていてシャボン玉にはかなり良いコンディションなのだけど、寒くて風邪ひきそうなのでぐっと我慢。youtubeにアップされている師匠(だと自分が勝手に思っている人)の動画を改めて見てみる。
Giant Stinson Beach Bubbles (Canon 550D) - YouTube
何回、何十回と見ているけど最近気付いたことをいくつか。
1.シャボン玉が結構濁っている
タイトルの通り、この動画のシャボン玉は濁りが強めだと思う。言い方を変えると透き通っていない。自分のやってきた中でいうと、ホウ砂を入れてかなりスライムに近い(粘りが強い)状態がこんなふうに濁りがあるシャボン玉になる。
ただ粘りの強いスライムシャボン玉だとこんなに虹色は出ず白っぽくなるので、何でこんな濁っているんだろうと思う。多分この人ほどになればもっと透き通ってきれいなシャボン玉も作れるはず。なのにこうして濁っているということは綺麗さを捨てて大きさに特化した調合をしているんじゃないかと思う。
ちなみに透き通ったシャボン玉とは以下のような感じ。透き通ってシャボン玉の向こう側がちゃんとに見える。
Giant soap bubbles - Bulles de savon géantes - YouTube
2.割れ方が綺麗
シャボン玉が割れる時に「ゴミ」があまり出ない。自分でやってるホウ砂シャボン玉などの粘りの強いシャボン玉だと、シャボン玉が割れる時に糸のようなものが出る。それがあまりきれいでないし、シャボン玉の下に人がいるとくっついてしまうのであまりよろしくないのだが、動画を見る限りはシャボン玉が割れた先っぽにカスが出ているだけでそれ以外のごみは発生していない。
なので液自体にはそこまで粘りは無いんじゃないかと思っている。ただ粘りがないのにあそこまで伸びるのはどういう仕掛けなのだろう。割れ方的に一番近かったのは「はちみつ入りシャボン玉」なんだけど、自分が試した限りでははちみつは対して良くないという結果だったのでたぶん違うんじゃないかと思う。
3.子供がシャボン玉に触らない
これは最近ホウ砂シャボン玉をやり始めたので気付いたこと。ホウ砂はあまり体によろしくないので、ホウ砂シャボン玉をやる時は子供が寄ってきても触らないように声をかける。そんなことをやってて改めて動画を見ていると、だれもシャボン玉に触っている人がいない事に気がついた。
何の条件も無しに子供が大きいシャボン玉を見たら、まず触って割ろうとすることは間違いない。それなのにだれも触る子供がいないということは、自分と同様にシャボン玉をやっている人が触らないよう声をかけているのではないかと思う。触らないよう声をかける理由として考えられることは色々あるが、このような大きなシャボン玉を作るヒントの一つであるように思えてならない。
シャボン玉をやっていけばやっていくほど「この動画すげえな」と思うのだけど、同時に見えるものや得られる情報が増えていくことが結構面白い。またしばらくしたら改めて分析してみたい。