「被災地いらなかった物リスト」について
自分なりの整理や思ったことなど。
#被災地いらなかった物リスト まとめ - Togetterまとめ
ものを送る時の考え方
●重要なのは「適材適所」と「タイミング」
・場所によって必要なものは変わる
・場所によって必要な量は変わる
・タイミングによって必要なものは変わる
・タイミングによって必要な量は変わる
→今から送ろうとしているものはマッチしているか?
●自分を基準に考えない、勝手に被災地の人の気持ちを思いはからない
・「自分は食べることが出来る/着ることができる」からと言って、全ての人がそうとは限らない
・「自分は不要だが、現地の人には何らかの役には立つだろう」と言って、求めてもいないものを送らない
→被災者の方が「欲しい」と言うのでない限りは、現金(募金)が無難か
●物資が利用されるまでを想像する(発送~到着~保管~使用~処分までをイメージする)
・現地で配布するためには仕分けが必要(仕分けを現地だよりにしていないか?)
・現地で配布するためには安全確認が必要(賞味期限、アレルギーなどは確認可能か?)
・○○が無いと、△△をしないと物資が利用できないということは無いか?(普段は当たり前すぎて見落としていることは無いか?)
→各工程でコストがかかるため、コストを最小限にする工夫をすることを心がける
●お返しを求めない
・お返しを求めるのならば支援するのをやめた方がいい(お返しの対応にもコストがかかる事を把握できているか?)
→ギブ&ギブの精神で支援する
具体的ないらなかった物
リンク先を見れば書いてあるが、特にこれはと思ったものをいくつか
●気持ち系(千羽鶴、寄せ書きなど)
タイミングの問題か。さすがに直後はやめて「震災から○年」みたいなタイミングなら気持ちが届くのでは。
●汚い古着や毛布
許容範囲は人によって異なるので、出来れば新品のみを送るのが望ましいか。
●一般的でない衣類や下着
ユニクロに売っているようなものなら大丈夫だろうか。
●外国の食べ物
材料や成分が読めない・味が合わないなどの問題あり。
●賞味期限がギリギリ or 短い食べ物
配布前にタイムリミットがくる。
●被災から落ち着いた後に届く食料や飲料
個人対個人で届くのならまあ良いかもしれないけど。
役に立ったものについては以下リンクから。
みなさんの #震災時に役に立ったもの - Togetterまとめ
まとめ
災害経験者で適切な支援の内容とタイミングを把握している、とかでなければやっぱり募金するのが一番の支援かもしれない。どうしても募金以外の支援をしたい場合は自分の判断だけでやらず、情報収集をしたり、いらないものリスト・役に立ったものリストを見直してから行うことにする。