シャボン玉日記(2016/09/02)

メモ

●液の実験(合成のり)
久しぶりに合成のりを使った液を作成。水【8】洗濯のり【3】台所用洗剤【1】合成のり【0.5】の配合。結果は微妙。

大きくしやすさはある感じはするが、シャボン玉を飛ばした後の持ちがイマイチですぐ割れてしまう。比較として水【8】洗濯のり【3】台所用洗剤【1】ゼラチン【一袋/5g】の液を使ったが、今回に関してはゼラチン液の方が伸び・持ち共に良かった。

以前実験していた時も感じていたが、合成のりを使うと膜の強さが上がるのを感じる。シャボン玉を膨らます時 粘り気のあるものをグーッと伸ばすような感覚がある。割れる時もフーセンガムが割れるような ある程度硬さがあるものが割れたような音がする。その硬さみたいなものが上手く活かせていないと思うので  、配合を調整すると化けるかもしれない。膨らます力を上げるには洗剤の量を増やせばいいのかな?

大元の水、洗濯のり、台所用洗剤の配合は ネットで仕入れた情報から大きくは変えていない。その辺り踏み込んでみるべきなのかも。ただ自分オリジナルの配合を考えても そこまで明らかな差は出ないと思うので 比較が難しいのが問題だ。



●デカ粗網紐実験
新しい道具「デカ粗網紐」を作ってみたので実験。「デカ粗網紐」とは網紐程細かく分割せず、大きいシャボン玉の輪っかをいくつかくっつけてデカいシャボン玉を作ろうというコンセプトの道具。一つの大きい輪っかだと、うまくシャボン玉を作るにはかなり液を強くする必要はあるけど、一つ一つの輪っかとしては大した大きさではないものを繋げれば 液はいつものままでも巨大なシャボン玉を作れるのではないかという考えのもと作った。

結果は もう少し改良が必要かな といった感じ。シャボン玉が出る瞬間はかなりの大きさのシャボン玉を見ることができるがすぐ割れてしまう。上で書いた通り一つ一つのシャボン玉の大きさは いつもの大玉より少し小さい程度なので問題なさそうだが なぜ割れやすいのかはよく分からなかった。

疑問を持ちながらも続けていたところ一つ仮説が。大きいシャボン玉がいくつかくっついたシャボン玉を割ったとき、くっついたシャボン玉の内 触ったものだけが割れると思っていたんだけど くっついた全部が割れていた。それはおそらく割れたシャボン玉の飛沫がほかのシャボン玉を割ってしまっているのだと思われる。

そう考えると デカ粗網紐から出たシャボン玉が割れやすいのも合点がいくような気がする。いくつかの大きなシャボン玉が固まって出るが、その内どれか一つのシャボン玉が割れてしまうと 連鎖して割れてしまう。面積も大きいため チリや虫の影響も受けやすいのではないかと思った。

もっと輪っかの分割数を多くすることで解決はできると思うが、あまり分割数を多くしても網紐と変わらなくなってしまうので 慎重に進めたい。



●中連玉 メンテナンス
中連玉がくるくるになってしまう問題 解決のため、紐のねじれをとるメンテナンスを行った。以前調整したはずの輪っかのゆがみが発生していたため修正。ねじれた紐をしっかりと伸ばして この日のシャボン玉に臨んだ。

結果は成功。シャボン玉開始時はフルの7連*2段でシャボン玉を出すことができた。結構長い時間いい感じでできていたものの、やはりやっていくうちにくるくるになっていき最終的には 5連+4連 くらいになってしまっていた(ただ以前よりは全然良い)。

メンテナンスをすれば問題なさそうなのはとりあえず確認できたが ちょっと面倒。現在の3mm紐より太い紐で輪っかを作ればくるくるはなくなるのでは?と思い 4mmと5mmの紐 を購入してみた。作成して試してみたい。



●大玉の調子が悪い?
夕方から大玉の調子が悪くなった。具体的にはシャボン玉を飛ばすところまでいかず ふくらます途中で割れる。 同じ液を使っているほかの道具は違和感を感じなかったので 何が起こっているかわからず。 紐を閉じるときに割れてしまっていることが多かったかな?虫の影響か、紐に何かついていたか。大玉は基本の道具なので うまくいかないのは結構ストレスが溜まる。次回以降同じような現象が起こったときは今後のため 起きた時の状況をしっかり覚えておき、観察をしておきたい。



●子供同士の衝突多発
いつもにまして子供同士の衝突事故が多かった。やはりシャボン玉を飛ばすとシャボン玉に集中して走り回るためかなり危ない。親御さん方が子供に注意をしても 起こってしまうときは起こるが、少しでも事故を減らすために何か対策を打ちたい。

目に入らないようにすることなど基本的な注意事項をバケツの近くなどに掲示できないかな。また荷物が増えるけど これから先 絶対に必要になってくると思うのできちんと考えたい。



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