シャボン玉日記(2016/11/20)

メモ

●風がない時のシャボン玉
今日も先週と同じく微風~無風だったためリベンジ。前回よりかはうまく立ち回れたと思う。

まず 液や道具のおいてある進入禁止領域にシャボン玉が入らないように位置取りするのが第一。風があるときのように 液をつけたその場でシャボン玉をやろうとすると バケツの上空あたりにシャボン玉ができ、子供が近づいてきてしまう。液をつけたら 広い所に移動しシャボン玉をする。紐から滴る液が子供にかからないようできるだけ注意。

シャボン玉を出すときは 後ろに下がる勢いを使う。そのため 一回一回シャボン玉をやる前の後方確認は必須。人が多くなってくると周りを取り囲まれるので 位置取りが難しくなってくる。風があるときは風下に人が集まるのだが、風がないと散らばりがち。自分で注意するのはもちろんだが 必要なら声がけして領域を確保する。

後ろに下がってシャボン玉を出す際、無風に近い状態だと シャボン玉も一緒に後ろへ流れてくる。そのため 進入禁止領域がその方向にあると入ってきかねないので注意。また、後ろに流れたシャボン玉を追って 子供が近づいてくるので紐をぶつけたりしないようにする。

道具によって 無風時のシャボン玉の適した出し方が変わる。大玉は普通に後ろに下がって閉じる、中連玉や大玉3連は後ろに下がりながら上下に振る、連玉は広げて後ろにダッシュ。輪っかが小さいため大きな力を加えないとシャボン玉が出ない。ダッシュするため特に後方の安全確保に気を付ける。後ろに下がる力が大きいため 出たシャボン玉もかなり後ろに流れる。くらげや網紐は後ろに下がるのと左右に振るのをうまく使い分ける。

風がない時は シャボン玉がランダムな動きをせず上から下にゆっくり落ちていく。そのため背の大きい子の有利度が通常よりはるかに上がる。大きいのを作っても割る子が固定されがちで 全員にシャボン玉がいきわたりにくい。この問題はかなり難しい問題。うまく声掛けして動きをコントロールするしかないのかな。

風がない時のシャボン玉は 改善できる点がまだまだありそうだ。



●新道具 縦分割シャボン玉
新しい道具を作ってみた。横 150cm 弧300cm くらいの大玉輪っかを 大体等分に縦に12分割したもの。はしごシャボン玉が最近使えてないので、同じような感じで もっと取り回しやすい道具を目指した。

結果は 改善が必要だがまあまあといった感じ。こういう形状はシャボン玉が輪っかから出ていく時が一番きれい。

飛んだあとは 大きめのシャボン玉がいくつかくっついた形になると思っていたのだが、あまりそうはならなかった。輪っかの半円を縦に分割するため 幅を同じにすると面積に違いがでる。一番面積が大きくなる真ん中付近の輪っかから出る大きいシャボン玉にほかのシャボン玉が吸収されてしまい 一つの大きいシャボン玉になりがちだった。今まであまり見たことがなかったが 複数のシャボン玉が合体する条件って何だろうか?湿度が高かったことと関係ある?

上記のように 輪っかの面積の違いによるパワーバランスをもう少し整えることでもっと良くなるように思う。大きい真ん中付近の輪っかは膜が割れやすくもあったので、その点の改善も含め改善したい。

最近作成していた 大玉3連やくらげと違い 使っているときにくるくるにならないのはとても良い。やはり可能な限り道具はシンプルなのが好ましい。



●くらげシャボン玉の調整
くらげシャボン玉を調整した。前回は輪っかから出たシャボン玉がくっつきそうだったので 輪っかの幅をすこし小さくし、輪っか間の間隔を開けることで解決を狙った。結果は微妙だった。

シャボン玉がくっつくことを防止する目的は結構 果たせていたように思うが、輪っかが細くなりすぎた悪影響が出た。輪っかが細いため輪っかの閉じる力が強くなり、あまり開かない。開かないので大きいシャボン玉が出にくくなる。大きいシャボン玉をたくさん出す能力が失われると この形の意味がない。またもう少し微調整を加えてみる。

くらげは紐のコントロールが難しいが なかなか練習になる。このおかげかわからないが 今回 大玉3連がかなり調子よくできた。こういう思わぬ副作用が起こるのも 新しい道具を作る魅力だ。結果的にその道具自体は失敗に終わったとしても 必ず何か残るものはある。



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