シャボン玉日記(2017/09/16、2017/09/18)

メモ

●チェーン道具の評価
細かいシャボン玉を作る道具の実験を行おうと思ったが、それだけではもったいないので他にもチェーン道具を作ってみて材料としてもチェーンを評価してみることにした。

作った道具は大玉(横100cm、孤200cm)、中連玉(横30cm、孤60cm *5)、細かいシャボン玉道具(200cmのチェーン *10)。液は普段と同じ液(普通の液と網紐用の薄い液)を準備。

まず道具の作りやすさで言えばチェーンは紐よりも簡単じゃないかと思う。孤の部分も切れ目を入れてつなげるだけなのである程度修正もきくし、棒との接続部もチェーンの輪っかがそのまま使えるので○。ただ値段が高い。自分の買った2mm*30mのチェーンは5000円弱した。綿紐なら50mで1000円しないのでチェーンよりは気軽に失敗できる。

チェーン大玉の評価、微妙。大きくしやすさや連続して出せる量など特に問題は感じることはなかったが、チェーンを使うメリットも感じない。振ることで細かいシャボン玉を出せることがチェーンの大きな魅力だと思うが、大玉の輪っかではやりにくいためイマイチ。ただ片付けや持ち運びは楽なので、普段使っている大きさの紐大玉とは別に、大きさ違いのサブ道具として持っておくのはいいかも。風の強さによって最適な輪っかの大きさを選べるようになる。

チェーン中連玉の評価、良い。大玉と同じようにシャボン玉の出来は問題ない。そしてやはり振ったときに出せる細かいシャボン玉が強い。ただやり方が悪いのか振ると輪っかが絡まってしまう。2段3段と増やすとその影響がもっと大きくなりそうなので段組みは厳しそうなのが残念なところ。あと段組みすると段と段の間に膜が張ってしまい良くないということは聞いたことがあるけどどうなんだろうか。ともかく細かいシャボン玉をフルに生かすことを考えると1段に抑えておくのが良さげ。これもまた片づけで洗うのが簡単なので、軽くシャボン玉をやりたいときはチェーン装備がいいかもしれない。

細かいシャボン玉道具の評価、良いが色々調整していく必要がある。10個の取り付け場所を用意したが、まずは間隔を開けて5本で実施。中々良い。できるだけ段同士が重ならないようにし、泡にならず一つ一つのシャボン玉が独立して射出されることが理想。あまり多く段組みするより数を減らして間隔を開けた方が綺麗さは上かも?

10本取り付けると段同士が重なってしまう箇所が多く出てくるようになる。取り付け位置の間隔はその場で調整できるので状況に応じて変えるのが重要か。振り方を考えないと絡まってしまい、絡まったのをほぐそうとするとチェーンがあわあわになってしまう。絡まらないよう制御するのと、発生したあわあわをどう取っていくかが綺麗なシャボン玉を出し続けるために重要か。準備と片付けが面倒になるが泡取り用の水を用意するのも手。連玉やその他の道具にも使えるかもしれないので検討。

細かいシャボン玉に関しても、薄い液より濃い液のほうがたくさんシャボン玉が出る。特に濃い液の方は何回か振ってもシャボン玉が出続けることもあり薄い液に比べてシャボン玉量は圧倒的に多くなる。5段濃い液 > 10段薄い液といった状態。そのため濃い液を使いたい誘惑に駆られてしまうけれども、使い過ぎは液消費量に結構かかわってきそうなので抑えたい。薄い液3-4回ごとに濃い液1回くらいのペースか?使ってみながら調整していきたい。

シャボン玉を出す高さの調整が難しい。この前初めて実験したときは「できるだけ高い位置に出した方が良い」といった結論だったが、実際運用してみると高く上げすぎると人にあたらず飛んで行ってしまい、しかも細かいため少し離れると見えずらくなり綺麗さが認識しにくい状態になりがちなのがわかってきた。うまい振り方を考えているが、絡まりやすさとトレードオフになりがちなところも難しい。あと下手な振り方すると人にあたりかねないのも考えながらやらなくちゃいけないところ。チェーンをうまく使うにはしばらく修業が必要そうだ。

ともあれこれからは新道具として正式にローテーションに加えようと思うので、いろいろ実験しながら完成度を高めていきたい。



●シャボン玉が割れやすかった
シャボン玉が異様に割れやすかった。大玉がほぼ紐から離れるところまでいかない、離れてもすぐ割れるといった状況。はじめは2日前に使った液のあまりを利用していたので液が劣化しているだけかと思ったが、新しい液を作ってもほとんど状況は変わらず。通常夕方になるとシャボン玉が作りやすくなっていくが、状況は多少良くなっていったもののシャボン玉ができにくい状況はあまり変わらず。

天気予報アプリで湿度が低めなことは確認していたが、湿度だけでここまで変わるものか?といった印象。公園には大きめの池があるが風は池の方に向かって吹いていたため、以前立てた仮説「海など水辺の方から風が吹くと風が水分を運んでシャボン玉を作りやすいが、陸の方から吹いてくる風はシャボン玉が作りにくい?」といった状況と一致はしている。もう少し事例を収集したい。



●作り直した連玉が調子悪い
天気が悪かった日を利用して再び連玉を作り直した。輪っかの孤の長さを12cm→15cm強に変更。結構いい感じだと思ったのだがかなり不調。シャボン玉が出る量が異様に少ない。上記のシャボン玉が割れやすい状況も関係しているとは思うが、今まで使い続けている1段目はそれなりの量出ているのに、新しく作った2段-3段目がダメ。シャボン玉が出ないというより、シャボン玉が出る前に膜が割れてしまっているといった感じだった。

一つ思い当たるとしたら「今回初めて使う」という点。綿紐の道具は作ったら余計な汚れを落とすために一晩くらいは洗剤を混ぜた水につけておくのが良いといわれているが、今回はそれをしなかったのが原因かもしれない。とりあえず一度使った + 改めて汚れ落としを行い、次回どうなるかを見て道具を評価したい。多分次回は問題ないとは思うのだけど、今まで起きたことの無い現象なので少し心配。さすがに今回失敗したら作り直しはなしかな。



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