シャボン玉日記(2017/09/24)

メモ

●チェーンシャボン玉の本格運用
チェーンシャボン玉の本格運用。反応はまあまあ。他の道具との差別化はできているのでこのまま使い続けていこうと思う。

細かいシャボン玉を出すにあたって基本縦に振る形でシャボン玉を出していたが、前回使用した際懸念した通りシャボン玉が高く上がりすぎてしまい、近くにいる子にほとんど当たらない。今回は風が弱めだったので少し離れた位置に落下したが、風が強いと高く上がったままどこかに飛んで行ってしまうと思われる。ちょうどいい高さにシャボン玉を出す振り方の検討が必要。横振りの場合は低い位置に出すことができるが、非常にチェーンが絡まりやすいのとシャボン玉が出る方向の制御が難しいこともありあまりやりたくない。斜め気味に振る角度で射出高度を調整できないか?腕全体で振るのではなく肘で振ることで低い位置に出せないか?などと、振り方の研究を重ねていく必要がある。また前回までは思いっきり振ってシャボン玉を出していたが、強く降りすぎない方がシャボン玉があわあわになりにくい。フワッと振るイメージだが弱すぎてもシャボン玉が出ないのでこれもまた難しい。振る強さはチェーンの大きさによっても変わってくるかも。

チェーンは10本もあるためさすがにつけるのが大変。前半5本で途中から10本に増やすが、前半使わない5本は液の掛からない場所に退避させておかないとぬるぬるになって装着しづらくなるので注意。外すときぬるぬるになっているので思ったよりも面倒。洗うのはチェーンだから楽だけど、こんなところで苦労するとは思わなかった。5本から10本にする際、装着に結構時間がかかるので単体で時間をとったほうが良い。今回は連玉3段→6段、中連玉1段→2段、液づくりと一緒のタイミングでやったので、シャボン玉再開までにかなり時間がかかってしまった。

チェーンを使うようになったことによって、液消費の燃費が向上したような気がしなくもない。今まで網紐にしか使っていなかった薄い液をチェーンにも使うようになったので薄い液の消費量は上がったが、その分濃い液の消費量が落ちた気がする。1回のローテーションごとにチェーンは薄い液3回+濃い液1回使っていたというのも影響しているだろう。途中から薄い液2回+濃い液1回に変えたので、初めからそのペースでやっていたらまた消費量が変わってくるだろうから、液の節約効果についてはもう少し検証が必要。

チェーンに泡がつかないようこまめに液に発生した泡取りをするようにしてみた。「大玉→中連玉→網紐→泡取り→チェーン→大玉4連→連玉+泡取り(2周ごと)」といったローテーション。チェーンに関してよかったのはそうだが、全体的に見てもこまめに泡取りをしたことによってパフォーマンスは上がっていたような気がする。特に大変さを感じたわけではないのでこのまま進めていく。



●作り直した連玉の様子
前回、作り直した連玉の調子が悪かった。そのため一度洗剤を溶かした水に一晩つける汚れ落としを行って臨んだところ、結構いい感じになった。新しく作った道具については汚れ落としを必ず行った方が良さそう。また、使っているうちにどんどん射出量が上がっていったように見えたので、紐が良い感じになるまで使い込むことが重要そう。新品より液を吸いやすくなったりしているんだろうか?ただ、作り直した連玉は他の段に比べてシャボン玉が出なくなる(輪っかに張った膜が割れる)のが早い気がした。また紐を閉じても膜が再生しなかった。それらの点についてもう少し使っていくうちに改善していくのかは注目しておきたい。

作り直した連玉は輪っかを60個つけているので、これで最大値は300連玉→320連玉になった。今年度の目標として「500連玉にする」(2017年度シャボン玉方針 - なにかのさしすせそ) というものを立てていたがほんの少し近づいた。500連玉実現にむけて7段目以降も挑戦してみようか。



●再利用液のコントロール
液が少なくなって新しい液を作る際、残った液は泡を取っておくバケツの中に入れている。泡は集めておくと液に戻るので、残り物の液+泡から戻った液を再利用して使っている。

泡は濃い液、薄い液両方から採取しているため、集めた液は薄い液が含まれる分多少性能の低い液となってしまう。ただ普段は気になるほどではない。

問題となるのは作成する液のレベルを上げた時。夕方、連玉を3段→6段にすると同時に液もヒアルロン酸入り化粧水を混ぜたものにするが、さすがにこの液と比べると集めた液はかなりランクが落ちるので、再利用して混ぜると性能劣化が目に見えてわかるくらいになってしまう。ただ、再利用液を使わないのはかなりの液量ロスになるため、使わないことは考えられない。

性能劣化を避ける手段として、一つは薄い液に発生した泡は別にするという方法が考えられる。一番スマートだが泡取り用のバケツが一つ増えるのは面倒。薄い液の泡は集めずに単に捨ててしまう方法もありか。モノになるかはわからないが薄い液の泡については飛ばして遊びにしてしまうのも良いかもしれない。

もう一つの手段は再利用液の影響をなるべく少なくする方法。具体的には混ぜる元の液が多い状態のときに再利用液を混ぜてしまうことで、再利用液が占める割合を少なくする。今まではメインのバケツに入っている液が少なくなってきたときに補助として再利用液を投入していた。その場合、混ぜる元の液が少ない分再利用液の占める割合 = 性能が劣化している液の占める割合が多くなってしまうのでそれを防ぐことで悪影響を抑えられるのではと考えた。

泡を集めて得られる液は結構バカにできない量になる。今まであまり深く考えることなく使ってきていたが、少し工夫することでパフォーマンスが上がるかもしれないので色々検討していきたい。



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