シャボン玉日記(2017/08/05~2017/08/06)

メモ

●網紐(大)用の長い棒を他の道具に使ってみる実験
以前から現在の180cmの園芸用支柱よりももっと長い棒が欲しいと考えていた。最近180cmの棒をジョイントした長い棒(約270cm)を網紐(大)で使い始め、網紐(大)は液消費が大きくたくさんは使えないことがわかってきたので、使わない間 別の道具の棒として使えないかどうか実験してみた。結果は成功。

大玉は高い位置で作ることで割られずに大きなシャボン玉を作りやすくなる。ただし風が強いと持ち上げるまでに膜が割れてしまうため使いどころを考える必要がある。中連玉は長い棒でやると横幅が短すぎてパッとしない。横幅はあと1.5倍~2倍にしても広げきれると思う。長い棒専用の道具を用意してみるか。網紐は長い棒と相性抜群。高い位置で作るため重くてすぐ地面に落ちてしまいがちあわあわの滞空時間を延ばすことができ、風に乗る確率も高めることができる。また網を振りやすく、きれいなあわが良く作れる。網紐なら液消費量も抑えることができるのでかなりいい感じ。場合によって長い棒の道具を付け替えるなど組み合わせとタイミングを考えることでかなり戦略が広がりそう。

一つ注意点は棒が長くなった分重くなり、持ち上げ方によっては腰に負担がかかりやすいこと。腰痛は以前悩まされたので質を多少落としても腰を痛めないことを第一に。



●大玉を切り離す際に輪っかをクロスさせる
大玉を膨らませてシャボン玉を膜から切り離す際 通常は輪っかをぴったりと閉じて切り離すが、輪っかをくっつけずにクロスさせシャボン玉を紐で切る感じにする方法もいいのではないかと感じた。シャボン液のついた手でシャボン玉を触っても割れないように、シャボン液をまとった紐ならば触れても割れない(紐の材質にもよるかも)。

クロスさせるとシャボン玉を伸ばし続けながら切り離すことができるので、一回一回きちんと閉じるよりも短時間にテンポよく数多くの玉を出すことができる。ただ、風の強い時は微妙な感じがしたり、クロスさせて作ったシャボン玉は切り離したあとすぐに割れてしまう可能性が高い感じがしたりと良くないように見える場面もあった。もう少し検証してみる予定。何かしら欠点があったとしても、普通のやり方と場合に応じて使い分けたりできるようだと面白いと思う。

ちょっと文字だけだと伝わりにくい部分があるため、気が向けば検証結果が出た時でも図入りで説明記事を書くかもしれない。



●久しぶりに洗濯のり比率【3】を使用
秋~冬になってシャボン玉が割れた時の糸やカスが目立つようになってきたことから比率を【1.5】まで下げた洗濯のりだが、暑くなってくるとシャボン玉の割れやすさが目立つようになってきたため比率【2】まで戻した経緯のあるシャボン玉液。実験として久しぶりに比率【3】の液を作ってみた。

配合としてはだいたい【8】水【3】洗濯のり【1】台所用洗剤 といった感じ。洗濯のり比率【2】よりも明らかにねっとり感がある。シャボン玉が割れた時のしぶきがかなりべとべとしているように感じたので、その点は使うのためらっちゃうかも。シャボン玉を作る性能としては比率【2】と比べて明らかな大きさMAX向上効果は見られない。しかしながら大きめのシャボン玉の作りやすさ、膜の持ちといった安定感はアップしているように見えた。シャボン玉をたくさん出す系の道具について、膜の持ちがアップすることによる最終的な玉数増加効果はある程度見られた気がする。

懸念点だったシャボン玉が割れた時の糸やカスは見られず。あったとしても比率【2】と変わらない程度。ただし前述のようにシャボン玉に当たった時のべとべと感はかなり違うように思う。シャボン玉後のバケツへのこびりつきも比率【3】の時は段違いに多かった。掃除が大変になるのは厳しい。

総合的に見て今のところ洗濯のり比率は【2】でいいなと感じた。性能は思ったよりも変わらなかったしべとべと感などのマイナス面も付与される。それになんといっても比率【3】にすると洗濯のり消費量が大変なことになるのが痛い。もしもこれから先の季節、シャボン玉が非常に割れやすくなる様だったら再検討する。



●洗濯のり、洗剤も日がたつと劣化する?
作ったシャボン玉液、初めに作ったときは透き通った液だったが、2回目に作った液は少し白っぽく濁っておりシャボン玉も液を作った当初は全然できなかった(しばらく使い続けていたらできるようになった)。作る際の洗剤は初めの液と同一のボトルを使ったため、心当たりのある材料としては洗濯のり。買いだめしてある中から適当にチョイスしたため、古いものを持っていってしまったかもしれない。

そもそも洗濯のりは古いと性能が落ちるのか?という疑問があるが、少し気になっていた点はある。シャボン玉をやる公園によっては近くのホームセンターで材料を買ってその材料でシャボン玉をやることがあるのだが、買ったばかりの洗濯のりや洗剤で液を作ると液が透き通っており、できるシャボン玉も綺麗で大きさなどの調子もいいなと感じることはあった。しかしそれ以上は追求することはなかった。ただ今回古い洗濯のりが原因の可能性があるシャボン玉液の劣化が見られたため、ちょっと対策を考えていく必要がありそうだ。

具体的には古いのから順番に使っていき、買いだめのストックをきちんと循環させること。買った材料は適当に保管せず買った順番に並べておくか日付がわかるようにしておく。台所用洗剤やその他材料にも同じことが起こり得ると思うので 同じような管理をした方がいいだろう。



●風が強い時の対応
風が強いと大きい玉は作りにくい。それは風が暴れてシャボン膜を割ってしまうからだが、他の人のシャボン玉動画を見ていると結構風速が強いように見えるが、きれいにシャボン玉を伸ばしているものもある。

今までは地形などで風の揺らぎが発生しているのかと考えていたが、最近は開けた場所でやることが多いので、地形が複雑な風を起こしていることは考えにくいとも思えていた。そんな時昔見たこの記事を思い出した。

シャボン玉を上手く飛ばすコツ : シャボン玉日記 今日も風まかせ

上記記事の 輪っかを体で隠してしまうと風がうまく当たらない といった部分、確かに風が強い時は持ち上げるまでに膜が割れてしまうため、膜が割れてしまう前にシャボン玉を出そうと低い位置で輪っかを開くようにしていたと思う。そうして体が壁になっている場所で揺らぎが生まれてしまった風によってシャボン玉が割れやすくなってしまったのかもしれない。

とはいっても風が強いと高く持ち上げる前に膜が割れてしまうことは確かなので、対策として上記記事にもある体の横に出して風を受けるフォームを試してみた。すると風をうまく受けれた、気がしたが 低い位置でシャボン玉が出るためすぐ割られてしまい効果を確かめにくかった。ただ風の揺らぎは多少なりとも抑えられている手ごたえはあったので、もう少し実験してみたい。


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