シャボン玉日記(2017/08/12~2017/08/13)

メモ

●道具の組み合わせを考える
シャボン玉をフルパワーでやるときはもちろん持てる道具は全部持っていくけれども、毎回全力では疲れてしまうので最近は楽にやりつつ効果的な組み合わせを模索している。

まず連玉は準備・片付けとも大変なので楽にやりたいなら除外。大玉は基本の道具なので必要。中連玉も連玉の代わりとして必要。前回はその二つに加えて網紐、網紐(大)という組み合わせだったけども、網紐(大)が無くても網紐 + 長い棒があれば十分じゃないかという仮説が立ったため、今回は網紐と大玉4連に変更してみた。結果は成功。

前回は持って行ったものの結局 網紐(大)を使わなかったので、実質 大玉、中連玉、網紐の3種類だったが、今回は持てあますことなく4種類使えた。やはり道具の種類が多いほうが状況に応じて見せ方を変えられるのでやりやすい。また道具によって対応できる風の強さが違うため「今の風の強さだと大玉はやりにくいからこっちを中心にやるか」と対応力が上がるのも良い。

とりあえず軽めにシャボン玉をやりたいときはこの組み合わせで良さそう。ただ現状網紐 + 長い棒が良すぎて、頑張って作った網紐(大)が死んでしまっているのが悲しい。つらいがお蔵入りさせるか、もしくは使いやすいサイズに改造するか。ただ「網紐 + 長い棒」の組み合わせを発見できたという時点で十分に役割は果たしたとも言える。墓場に送っていった道具が意外な形で役立つことはよくある。



●段組みを使いこなす
連玉系の道具は複数段つけることで射出するシャボン玉量を増やすことができるが、操作が難しくなったり、風の影響を受けやすくなったりマイナス面もある。

連玉はつけ外しがとても大変なのでよほどのことが無い限りは段数をころころ変えることはないが、中連玉は現在2段がメインと段数が少ないこともあるものの、つけ外しが簡単でかなりカジュアルに段数の変更ができる。

風がちょうどよい時は2段で玉数を確保、強くなってきたら1段に減らす。風の様子やギャラリーの様子を見て2段に、人にやらせるときはやりやすいように1段に、などと段数をその場で簡単に調整できると状況への対応力がかなり上がるのでいい感じ。

最近は「道具の付け替え」も思ったより簡単にできるんじゃないかと考えている。労力とリターンが合うかどうかはまだわからないけど、やりようによっては色々とシャボン玉の幅が広げられそう。



●網紐 + 長い棒の組み合わせの使い方模索
網紐で作れるあわのかたまりは重さがあるためすぐ下に落ちてしまうが、長い棒と組み合わせることで滞空時間を延ばすことができとても相性がいいので最近はもっぱらこの組み合わせを使っている。

前回は長い棒を持ち上げるときに腰を痛めてしまう問題が発生していたが、腰を使って持ち上げるのではなく両手で2つの棒を持って腕で持ち上げることによって腰への負担を避けることができることを確認。

また両手で持ち上げて、少し輪っかをずらして隙間を作って振ることである程度風があるときでも対応できることを確認。このやり方は風の強い時専用というわけでもなく、風が普通の時もシャボン玉の出し方のバリエーションの一つとして使える。

長い棒は短い棒よりも振り方などシャボン玉の出し方に工夫の余地がある点も実験のし甲斐があるなと感じた。



●日曜日は久しぶりにいい感じの風だった
最近大体風の強かった公園が久しぶりに良い風だった。欲を言えば無風すぎるときがあってもう少し風が欲しい場合もあったが、普段の強風に比べれば全然まし。風が弱かったのでこれまた久しぶりに連玉6段を上にあげる正規のフォームで行うことができた。かなり満足。

ただ久しぶりすぎて忘れていたのが後方確認。風が弱め→後ろに下がってシャボン玉を出す必要があるので、やる前の後方・足元の確認は必須。下がるルート上に人はいないか、足元につまづく・滑る要素はないかなどをしっかりチェックしてから行うこと。一度後ろにいた子供にぶつかってしまったことがあるのを忘れてはいけない。



●液の補充タイミングを上手に使う
自分は液は材料でもっていきその場で作るタイプなので、液がなくなって補充タイミングになると次にシャボン玉が始まるまで少し間が空くことになる。今までこれはマイナス要素なのかと思っていたけれども、意外に利用できるのではないかと思った。

それは客の入れ替え。大体液を補充する段になると結構な人(特に子連れの親)が、このタイミングだといわんばかりに離れようとしない子供を連れて撤収する。これを利用してちょっと相性が悪いと感じるギャラリーがいる場合は、液の残量がまだ結構あっても補充をする。それによりあまり良くない客層に退場してもらう(そうでない人には悪いことをしているかもしれないけど)。

まあそういうちょっとこちらの都合すぎる使い方をするときもあるけれども「帰るタイミングをこちらから作ってあげる」というのは結構大事かなとも思う。よく「あと一回!」を続ける子や離れようとしない子を見るので。ちょっと困っているような声が漏れ聞こえてくる場合は、液の補充を行ったり飲み物を飲みに行ったりして、帰る理由を提供してあげることは結構ある。



●液の補充タイミングをコントロールする
上の話と関係するが、ギャラリーの集まり具合等によって液の補充タイミングをコントロールしたい時がある。ここぞというときには液補充の時間を作りたくないし、あまり人がいないときにはいい機会なので液を作っておきたい。

液を補充する際、空っぽまで使い切ることはないので多少の残り液がある。その液はストックとして残しておける。液補充のタイミングをコントロールするためにはそのストックを意識的にためていくことが大事。

人が少なめな昼間の熱い時間帯は、早めに液補充をし残り液を多めに確保する。人が多くなる夕方はためていたストックを使いなるべく液補充が少なくなるようにする。

液はその場で作るといったが、1セット分は家で作って持っていくようにしている。昼間でもちょっとしたタイミングで人が増えるときがあるので、そういった場合に対応できるようにしたいからだ。昼間使わなくても夕方には必ず使える。



●進入禁止線をもっとアピールする
これ以上は近づかないよう示すために、黄色と黒のトラロープを置いて地面に円を描いているが、線が見えなかったり意図を理解してくれない人も結構いる。今まではそういうもんかと思っていて特に何もしてこなかったが、タイミングタイミングでアピールしたほうがいいのではないかと感じた。

「この線より内側に入ってはいけない」と明確にしておくと、まず親が注意してくれるようになる。また子供も理解すると子供同士で注意しあってくれるようになる。なんとなくそうだろうなと感じている程度だと注意もしにくいだろうから、ちょっと面倒かもしれないけどこちらから入っちゃダメとしっかり伝えて大義名分を与えてあげることで、結果的には都度注意する手間が省けるのではないかと思う。次回やるときはは意識的に試してみよう。



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