シャボン玉を作る道具(輪っか)色々

記事作成時点(2017/09/03)で自分がシャボン玉を作る時に使っている輪っかを紹介する。

1.大玉

●大きさ
・横幅   : 150cm
・弧の部分 : 300cm
・左右の余裕:10~15cmくらい?

基本の道具。大きいシャボン玉を出したり、切らずに伸ばし続けたりして使う。この輪っかの大きさだとかなり大きなものができるが、大きくするほど風に弱くなったり成功率が低くなったりするので、使いやすさを考えるならもう一回りか二回り小さいサイズでも良さそう。別サイズを携帯し、状況によって使い分けるのはありかもしれない。

使用している紐はこれ。水分を含みやすいからか、以前使っていたタコ糸よりも大きいシャボン玉を作りやすかった。
■ユタカメイク ザ・紐 中丸紐 ホワイト 10m AC-101
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004MPAWES

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2.連玉

●大きさ(一つの輪っか)
・横幅   :6cm
・弧の部分 :12-14cm
・間隔   :1cm
・輪っかの数:50

小さいシャボン玉がたくさん出る道具。1本50個の輪っかがついた紐を、最大6本同時使用が可能。液の消費量が他の道具に比べて多いため、一番人気があるものの多用はできない。大技としてピンポイントで運用するイメージ。長い紐に短い紐をボンドとクリップとガムテープで固定し輪っかを作り、輪っかの形を維持するための重りとして安全ピンをつけている。重りとしてつけた安全ピンだったがこれにもシャボン膜ができるため、振ると細かいシャボン玉が出ることは思わぬ副作用だった。

作り方はこちらを参考に自分なりにカスタマイズ。詳しくは記事を作成予定。
10連玉ニューバージョン完成!!(紐の改良版) : シャボン玉日記 今日も風まかせ

紐は以下を使用。もう少し液を吸収してくれそうな素材が良いのではと思っているが、良さそうなものが無いので使い続けている。
■NBK 綿スタンプテープ 巾10mmx30m AN1030
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00M6INEDE

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3.中連玉

●大きさ(一つの輪っか)
・横幅   :20cm
・弧の部分 :50cm
・間隔   :10cm
・輪っかの数:10

中くらいのシャボン玉が結構出る道具。最大3本同時運用可能だがかなり扱いづらいため普段は1本、風などの状況が良ければ2本という感じに最近は落ち着いている。元々は連玉の液消費量の多さから多用できないことを考慮し「気軽に使える連玉」というコンセプトで作成。単に連玉の数を減らしたバージョンでは面白くなかったので、中くらいのシャボン玉を出すようにした。中くらいといっても普通の吹くシャボン玉では出せない大きさだし、数もそこそこ出るため多くの人にシャボン玉をいきわたらせることができる。また、結構風が強くても運用できる、大玉と違い複数個輪っかがあるため 全くシャボン玉がでない失敗状態となることがほぼない、などと安定したメイン火力として活躍してくれる。

使用している紐は大玉と同じ。以前はタコ糸で作っていたが、乾かすと紐がくるくるになってしまいメンテナンスが大変だったので変更。だいぶ楽になった。

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4.大玉4連

●大きさ(一つの輪っか)
・横幅   :50cm
・弧の部分 :120cm
・間隔   :10cm
・輪っかの数:4

大きいシャボン玉を複数出す道具。調子が良い時は10個以上の大きいシャボン玉が空を飛ぶ。小さいシャボン玉たくさんもいいが、大きいシャボン玉が大量に浮いているのはまた違った不思議さがあってよい。4つの口からシャボン玉を伸ばし続けるのもかなり綺麗。かなりいい感じの道具だが少し操作にテクニックが必要。以前は輪っか3つの道具を使っており、もっと良くなるかと思って4つに増やしたが扱いづらくなってしまった。間隔も10cmだと横のシャボン玉同士がくっつきやすいため15cmくらいにした方がいいかもしれない。作り直すか。

使用している紐は大玉と同じ。中連玉と同じくメンテナンス面と大きさ確保のため。

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5.網紐

●大きさ
・横幅   :150cm
・弧の部分 :250cm
・網目(中心付近):7~9cm四方

あわあわのシャボン玉を出す道具。他の道具は「すげー」って言われるけど、網紐から出るシャボン玉は「なんじゃこりゃ」と言われたりする。あわあわは複数のシャボン玉が集まっているため触られても一撃で割られない性質があり、対多人数に結構強い。表面積が大きい分液消費量もかなり多いが、薄めの液でも問題なくできるため網紐専用の液を用意したほうが良い。というか通常の液でやった場合、あわのかたまり = 液のかたまりなのであたるとべとべとになってしまい大変。薄めの液でやることで材料の節約にもなり、しかも他のシャボン玉とは一味違った種類のシャボン玉が出せるというお得感が良い。正直網紐が無いと 同じ規模で同じ時間シャボン玉をやるのに今より2~3割多く材料を持っていかなければならなくなると思う。

使用している紐はこれ。
■まつうら工業 綿より糸 30号 太さ約2.5mm 長さ50m
https://www.amazon.co.jp/dp/B00C57YPJS
※作り方
網紐シャボン玉の作り方 - なにかのさしすせそ

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やっているときのローテーションを考えるともう一種類くらい紐の種類を増やしたい思いはあるんだけど、同じようなものを増やしても仕方ないしこの5種類に加えることのできるいい感じの形状が思いつかないんだよな。紐じゃない道具とか、シャボン玉マシーン系に手を出すかどうか。ただ運搬や準備・片付けの手間を考えるとこのあたりが限度なのかもしれない。



※追記:2017/10/02 新たな道具を加えたので追記。

6.チェーン

●大きさ
・横幅   :200cm

使用したチェーンはこれ。
■ニッサチェイン プラスチック白 リンクチェーン 30m PW20
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B007XA0ZDM

すごく細かいシャボン玉を大量に出すことに特化した道具。チェーンの輪っか一つ一つに膜が張り、振ることでシャボン玉が出てくる。道具自体は「チェーンを2mくらいに切る」だけ。取り付ける箇所をたくさん作って最大10本装着可能。前半は1段飛ばしで5本で運用し、後半戦で10本にする。10本にすると段同士の重なりが多くなってしまう問題があるため現在調整をしつつ最適な配置を探っている。縦に振ると高くシャボン玉が上がり、横に振ると広い範囲の低めにシャボン玉が出る。振り方の強弱等も含めて色々実験中。普通の液のほうが射出量が多いけど薄い液でもできるのがポイント。液の節約に貢献している。チェーンは洗うのが楽なのも高評価。機会があれば別の道具にも展開するかもしれない。

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今日のシャボン玉動画(2017/08/28~2017/09/03)

●8/28(月)

Badland Bubbles

雄大な景色とシャボン玉。「どこでやるか」っていうのは写真映えや動画映えという意味でも大事だよね。



●8/29(火)

千波湖のシャボン玉

風がない時、ゆっくりと落ちてくるシャボン玉もまた良いもの。こういうシャボン玉マシーンは扇風機みたいな首振り機構をつけた方がいいのかな。場合によりけりか。



●8/30(水)

The Gazillion Bubble Show pt.3

シャボン玉が多すぎて動画だと綺麗に見ることができない。実際に見たらすごいんだろうな。



●8/31(木)

2017 May 20th @ 1:47pm Trevor SloMo jump bubbles

あわあわ。結構大きめの網なので液の消費量がすごそうだな。



●9/1(金)

Giant bubbles at the beach

シャボン玉のトンネルがすごい。地面が濡れていればできるのかな?



●9/2(土)

Мыльные пузыри !

紐のシャボン玉をやるのに液が少なすぎる。液をきちんとつけるために手を使う必要があって、手が液に触れると少なからず液が劣化しシャボン玉が作りづらくなる悪循環な感じ。以降の輪っかのシャボン玉などにも液の劣化が影響していそうだ。



●9/3(日)

Goliath Soap Bubbles

大きいシャボン玉だけだと、全員がさわれるようコントロールするのが難しいな。



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シャボン玉日記(2017/08/27)

メモ

●シャボン玉がすぐ割れてしまう状態の考察
この日はシャボン玉が割れやすかった。結構やってる公園で場所も変えていない。また曇りぎみだったし、予報も湿度高めだったためコンディションは悪くないと思ったのだけれども、シャボン玉の持ちがどうにも悪い。特に大玉は切り離せないか、切り離せてもすぐに割れてしまうことが多かった。

どうにも解せないので少し考えてみたのだけれども、一つ風の影響ではないかと仮説を立てた。今回シャボン玉をやった公園は海の方から風が吹いてくることが多いのだけれども、この日は海に向かって吹いている風だった。そのため海由来の水分が含まれておらず、乾いた風になっていたのではないか。

これまで湿度を気にしていたことはあったけれども、風が運んでくる水分?は意識したことはなかった。前から時々妙にシャボン玉が割れやすくなるタイミングがあるなと思っていたが、これで説明がつく場合もあるかもしれない。今後は風の吹いてきた方向にあるものを意識して、仮説を確かめていきたい。



●進入禁止線のアピール
最近、シャボン玉やっている近くに子供がより過ぎない用設置している進入禁止線をしっかりアピールもとい、入ってきてしまった子には「この線より中に入ってはいけないよ」と一人一人に説明するようにしている。

いちいち説明するのは手間ではあるが線に気づかない子やその親もいるため、「線があること」と「線の中に入らないこと」をきちんと説明する。

説明すれば大抵の子は理解するし、理解できない年の子は近くで親が見ているため入ったら外に出してくれる。手間の分の効果は出ていると感じている。

ただ、シャボン玉が出た時 線を無視して駆け寄ってきてしまうのは対策できていない。対策しようが無いのか、それとも「シャボン玉が出るのを待っているときに入ってはいけない線」と理解してしまっているからダメなのかどうなんだろう。

線内でシャボン玉ができてしまわないよう位置取りを工夫したりもしているけど、それはそれでまた問題があるので、手を変え品を変え色々対策を試してみるしかないかな。



●子供への注意について
進入禁止線に入ってくる以外は基本めんどうなので子供に注意はしないけど、昔から気になっていることがある。集まっている子供の中で、一番背の大きい子がシャボン玉をほとんど割ってしまうことだ。特に大きいシャボン玉は出せる数が少ないので影響も大きい。小さい子が割ることのできることはほとんどない。

「でかいやつは一回割ったら小さい子に譲れ」というべきなのかどうか。これも一度やってみて様子を見てみるかな。できるだけみんなにシャボン玉がいきわたるよう頑張ってたりするけど、さすがに限界はあるので協力してもらうか。

上記とは別に今回 シャボン玉を追っかけているときに他の子を突飛ばしたり、喧嘩したり、バカにしたりとさすがに目に余る子がいたので注意した。というか実質退場してもらった。

何度注意しても線の中に入ってくる子や線をずらしたりする子、道具をいじる子などムカつく子供は今までいたけど、被害を受けるのはこちらなのでまあ そこまで目くじらは立てなかった。今回は周りの子達に被害が及んでいたため見過ごせなかった。なかなかあのレベルの子に遭遇することはないとは思うが、次にこういうことがあったときどうするのかは考えておく必要がありそうだ。



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